「瑞穂のつるし飾り」は耕心館でボランティアをしてくださっている皆さんの、“耕心館にたくさん人が来てほしい”という想いから制作が始まりました。当初は千代紙でお人形を制作する等していましたが、つるし飾りの本場である“伊豆稲取”で講習を受け、つるし飾り制作を本格的に開始しました。つるした際の美しさを考え、ひとつひとつのお飾りの大きさが揃うように土台の大きさを統一したり、大きさが揃っていなければ何度も作りなおすというこだわりを持って丁寧に制作されています。また、実物を 写生し型紙から制作した「瑞穂の野菜」や「耕心館の椿」など “瑞穂オリジナル”のお飾りも誕生しています。 ボランティアのみなさんが丹精込めて制作した“つるし飾り”を、ひな祭りの時期に合わせ耕心館で「瑞穂のつるし飾り」 として展示しております。
ひな祭りの際に、ひな段の両脇に着物や帯の布で作ったお飾りを、赤い糸でつるすという伊豆の稲取に江戸時代から伝わる風習。 つるし飾りは、九州柳川地区では「さげもん」、山形酒田地区では「傘福」、伊豆稲取地区では「雛のつるし飾り」と呼ばれ、この三地区のみが歴史的な背景や、由来、文献等、つるし飾りの資料が現存しております。そのため、この三地区が『日本三大つるし飾り』と呼ばれております。
2020年の干支・「ねずみ」と、瑞穂町の友好交流国タイ王国コーンケーン市に咲く花でタイ王国の国花「ゴールデンシャワー」をテーマに新作つるし飾りを展示いたしました。当初の会期は3月8日までの予定でしたが、新型コロナウイルスが国内で徐々に感染拡大していく中、お客様や耕心館ボランティアの皆さんの健康・安全面を考慮して2月26日より規模を縮小、28日をもって早期終了となりました
2019年の干支・「いのしし」と、都内最大の生産量を誇る瑞穂町の「シクラメン」をテーマに、精巧かつ大胆な新作つるし飾りを展示いたしました。様々な新聞とテレビに取り上げて頂き、会期中の来場者数が1万人を記録。新たに日高市が加わってバージョンアップした「西多摩・JR線沿線 ひなまつり広域マップ」も、多くの方からご好評を頂きました。
展示会場:耕心館【1階展示ギャラリー・蔵 】、けやき館【エントランス】
2018年の干支・「いぬ」と瑞穂町各所へ植樹されている「アンネのバラ」をテーマに据え、華やかながらも心温まる展示がされました。新たな試みとして、周辺地域のひなまつり展の情報を掲載した「西多摩・JR沿線 ひなまつり広域マップ」を発行。新聞にも取り上げられ、多くの方からご好評を頂きました。
展示会場:1階展示ギャラリー・蔵
「瑞穂のトリ」をテーマに据え、瑞穂町で観察できる鳥達や、干支のモチーフ、四季折々の植物やオリジナルの急須お飾りなど、華々しく賑やかに展示されました。箱根ヶ崎駅と耕心館・けやきを結ぶシャトルバスの運行を毎日実施し、会期中、たくさんのお客様にご来館頂きました。
展示会場:耕心館【1階展示ギャラリー・蔵 】、けやき館【エントランス】「苦無し去る(九なし猿)の藤」をテーマに据え、新作の三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)や、干支の猿をモチーフにした瑞穂町ならではの藤の花を表現いたしました。今回から箱根ヶ崎駅と耕心館・けやきを結ぶシャトルバスの運行を開始し、多くのお客様にご利用いただき、ご好評を頂戴いたしました。
展示会場:耕心館【1階展示ギャラリー・蔵 】、けやき館【エントランス】展覧会10周年を記念し、耕心館を飛び出して瑞穂町郷土資料館〔けやき館〕への出張展示を行いました。けやき館では直径2メートルの巨大な「ほおずき」の傘飾りが皆様をお出迎え。その他「祝いの桜」「猫のお雛様」「干支のひつじ」など、工夫を凝らした新作お飾りの数々をご覧頂きました。連日大盛況、おかげさまで19日間の期間中に9,000名以上のお客様がご来場下さいました。
展示会場:耕心館【1階展示ギャラリー・蔵 】、けやき館【エントランス】見所は岐阜県瑞穂市と瑞穂町との防災協定を記念して作った、瑞穂市発祥の<富有柿>と、東京都産の柿<東京紅>のつるし飾りです。防災協定をきっかけに市民間の交流の輪がますます広がりますように、という願いを込めました。ねんねの赤ちゃん・干支の午・菊など新作も披露。会期中、豪雪に見舞われながらも、たくさんの方にご来場いただきました。
展示会場:1階展示ギャラリー・蔵『愛しのふるさと、瑞穂町』をテーマに、1階展示ギャラリー・蔵にて約5,000個のお飾りを展示しました。
新聞をはじめとした多くのメディアに取り上げられ、来場者数は約7,500名を記録。
瑞穂町の花である「つつじ」「お茶の花」、初々しい「お茶娘」、干支の「へび」など、“瑞穂オリジナル”の新作を披露しました。
多くの新聞社に記事として取り上げていただき、会期中の来場者数は約7,000人。
赤ちゃん亀、おくるみに包まれた赤ちゃん、十二支の「龍」や狭山茶を淹れる「急須」などの新作を披露しました。
『うさぎがはこぶ、瑞穂の春』をテーマに、1階展示ギャラリー・蔵にて約4,000個のお飾りを展示しました。
日経新聞夕刊にも取り上げられ、会期中の来場者数は4,000人を超えました。見どころはかわいらしい「うさぎのお飾り」でした。
展示会場:1階展示ギャラリー・蔵
『瑞穂の春が、ここにあります』をテーマに、1階展示ギャラリー・蔵にて約3,000個のお飾りを展示しました。
会期中の来場者数が3,000人を超えた本展覧会の見どころは「耕心館の椿の滝飾り」でした。
展示会場:1階展示ギャラリー・蔵