4/16 ”なぞ”の多いクマガイソウ講座を開催しました!
こんにちは!
耕心館です
4月16日(日) 11時より、
「”なぞ”の多いクマガイソウ講座」を開催しました!
耕心館のクマガイソウは当館ボランティアの管理により、毎年多くの方に楽しんで頂いています。
そんな耕心館のシンボルとも言えるクマガイソウを植物の専門家であり郷土資料館けやき館 職員の谷亀 高広氏が
名前の由来や植物学的専門知識をプレゼンテーション形式で教えてくださいます✨
座学が終わった後、庭に出て実際にクマガイソウの観察も行いました。
耕心館で咲いたクマガイソウです。
講師の谷亀氏です。少し緊張されていた様子でした。
会場は、耕心館2階 多目的大広間で行いました。
座学では、「クマガイソウってどんな植物?」から始まり名前の由来、受粉の仕方、クマガイソウの変異個体…など
専門家ならではの面白いお話が聞けました
そのなかでも、クマガイソウは個体数がなかなか増えないというお話がありました。
理由はトラマルハナバチやコマルハナバチが受粉を手伝っているそうですが、受粉率が15%程度とかなり低いそうです。
では、どうやって個体数を増やしているのかというと「栄養繁殖」という地下茎を伸ばして個体数を増殖させているそうです。
種だけでなく茎からも増えるなんて驚きでした!
クマガイソウについて説明する谷亀氏と熱心に聞いていらっしゃる皆様。
時折、谷亀氏のジョークが入り笑いも起きていました
座学でのお話が一通り終わると質問タイムに入りました。
時間の関係上2~3名しか質問が出来ませんでしたが、どの質問もするどく面白い質問ばかりでした。
お答えする谷亀氏も「いい質問ですね~」と嬉しそうに回答されていました。
最後は実際に庭に出て、
実物のクマガイソウを観察しながらの解説です。
講座前日に雨が降っており、当日も雨になりそうで不安でしたが、快晴でした!
クマガイソウが満開のピークで観察にはもってこいの時期でした。
参加者の方々もたくさん咲いているクマガイソウに関心されていたご様子でした
庭に出た後も、質問されたりなど皆様大変クマガイソウに興味を持っていただけたようで良かったです。
今回、初めて山野草を題材とした講義を行いまして、参加された方々の反応がどうなるか不安でしたが、
皆様満足されたご様子でお帰りになられ、一安心いたしました。
今後も何か山野草についての講義なども行いたいと思っていますので、
題材にしてほしい山野草がございましたら、ぜひ耕心館までお声がけください
参加してくださった皆様、谷亀氏、ありがとうございました
次回の講座は、まだ予定していませんが、
決まりましたら、お知らせいたします。
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