7/7・14 2023年度 第2回 友禅体験講座を開催しました!
こんにちは!
耕心館です
7月7日(金)・14日(金) 13時より、
「講座シリーズ 第2回 友禅体験講座」を開催しました!
2023年度となり、初回の方は新しく「ひまわり」の図柄を体験していただきます✨
講師は、引き続き阿部信行先生です。
会場は、耕心館2階多目的大広間で行いました。
夏真っ盛りでとても暑い日でした💦
しかし、阿部先生のうしろにも見えますが、耕心館のお庭の植物たちが青々と茂り、
目の保養になっています。気分だけでも少しは涼しくなりました~
友禅体験講座は2日間かけて行う講座です。
1日目:下絵付け、糸目糊置き、地入れ
2日目:友禅点し
(外注で最終加工処理をして)完成です!
今回の講座では初めての方が3名参加してくださいました!
ありがとうございます
まずは、下絵を描きます。
下絵の線は水で落ちる染料(青花)のため、失敗しても大丈夫です!
初心者の方には阿部先生が一から線の引き方など、丁寧に教えてくださいますのでご安心ください。
下絵は次の作業である糸目糊置きの際に糊を置く目安になります。
筆に染料をつけすぎると、生地に滲んでしまい、糊置きがしづらくなってしまいます。
そのため、よく筆をしごいて染料をつけすぎないようにします。
下絵が出来たら、糸目糊を置いていきます。
糸目糊を置くと布の繊維に食い込み、染料が流れ出ないようになります。
一定の力間隔で絞り出すのがポイントです。
下絵が細かくなるほど、大変な作業です。
始めての糸目糊置きのため、手に糊がついてしまうなど、トラブルはありましたが、
皆様大変集中して作業されていました✨
糸目糊置きが完了したら、うらぶきをします。
うらぶきする前は糸目糊が布に食い込んでいない状態なので、食い込ませるためにうらぶきします。
うらぶき後に「あ!糊置くの忘れているところがある」という方がいました…。
全部しっかり糊を置いたと思ったのに、ふと気がついたら糊が置けていないところがある
友禅体験講座あるあるです…。
1日目の最後は地入れです。
布全体に薄い色をつけていきます。これを地入れといいます。
まずは、阿部先生がお手本を見せてくれます。
染料を塗ったところと、まだ塗っていないところの境目をしっかりぼかすことが大切だそうです!
参加者自身も地入れを行い、1日目の作業は終わりです。
2日目は色挿しからスタートです
見本を見ながら色を点していきます。
初回の方は阿部先生が事前に色を作ってくださっています。
2回目以降参加の方は、自分で色を作るところからスタートします。
色を作っていくことも醍醐味のひとつですね
布に色をつけることを「色を点す」と言うそうです。目薬を点す、と同じだそうです。
少しづつカラフルになっていくところは、見ていてとっても楽しいです
こちらの方はあえてのモノトーン調にしています!
黒の濃淡だけで表現するのは難しそうです…。
分からないことがあっても阿部先生がひとつひとつ教えてくださいますので、
気兼ねなく作業できます!
素敵に完成しました!
こちらはいったん阿部先生が持ち帰り、最終加工を施した後、皆様の手元に届きます
最終加工では、端に入れた自分の名前のサインを先生が金挿ししてくださいます。
早く完成作品がみたいですね!
モノトーンもカラフルもどちらも素敵です!!
参加してくださった皆様、阿部先生、ありがとうございました
次回の講座は、
2023年10月6日(金)・13日(金)を予定しております。
予約申込は9月6日(水)より開始いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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