9/20 つるし飾り講座-たつのおとしご- を開催しました!
こんにちは!
耕心館です
9月20日(水)に、
「講座シリーズ つるし飾り講座-たつのおとしご-」を開催しました!
毎回大人気のつるし雛が作れる講座です✨
講師は、耕心館ボランティアの皆様です。
耕心館・郷土資料館けやき館のボランティアの皆様は、
毎年2月~3月に開催される「瑞穂のつるし飾り展」で展示されるつるし雛を製作してくださっています。
丁寧で可愛らしい つるし雛が両館勢ぞろいですので、見ごたえがある展覧会です✨
そんなすてきなつるし雛が作れる、ということで「つるし飾り講座」も毎回ご好評いただいております。
今回は来年の干支-辰-として「たつのおとしご」を製作しました。
つるし雛の「たつのおとしご」は、漢字で書くと“竜の落とし子”となり、
竜が天から産み落とした縁起の良い子、という説があるそうです。
また、実際のタツノオトシゴは子供をたくさん産み、夫婦で子育てをすることから、子宝に恵まれ夫婦円満で過ごせるように、
という願いもあるそうです。
まずは、キットの中身を確認するところから始まります。
比較的に簡単!と思いきや、形が単純であるからこその難しさもありました…。
ぐし縫いする際に、ひと針ひと針しっかりと糸を引っ張らないと綿を詰めた際に縫い目が見えてしまうそうです。
製作するつるし雛が小さいこともあり、1~2mmズレていってしまうと形全体が崩れていってしまう…なんてことも!?
それを聞くと、ひとつひとつの作業を慎重にしなくてはと、身が引き締まりますね!
皆様、すごく集中されて作業されていました。
背びれが出来たら本体に一度縫い付けます。
その後、胴体の生地を中表に合わせて、丁寧にぐし縫いしていきます。
ここで注意点です!
一度に胴体を全て縫ってしまうのではなく、合印を入れておき、ズレが起きない様に部分ごとに縫っていきます。
今回のたつのおとしごのワンポイントとして、「ぬいしろをアイロンで割り、しつけ止めする」があります。
文章ではなかなか伝えずらいのですが…。
写真のようにぬいしろを胴体の生地の方へしつけ止めすることにより、綿を入れた後の背中の縫い目が
まっすぐな1本線になるそうです
書籍や独学だけでは学べない、生きた知恵が学べるのが講座の良いところですね
胴体が縫えたら綿を詰めていきます。
頭やしっぽが丸くなっているので、先の方からぎゅうぎゅうに綿を詰めます。
綿を詰めて、返し口を閉じて目をつけたら完成です
リボンが可愛いですね~
参加してくださった皆様、ボランティアの皆様、ありがとうございました
つるし飾り講座の次回の講座は、まだ予定が決まっておりません。
決まり次第またお知らせいたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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