4/5・12 渋谷毅２Days「花の奏」
こんにちは、耕心館です。
渋谷毅さんといえばジャズ界のレジェンドとして超有名ですが
それだけではありません。
みんなの歌、おかあさんといっしょの歌、歌謡曲、映画音楽、CMと
日本のあらゆる音楽産業界で活躍する
大作曲家、編曲家でもあります。
その渋谷さんと草木染のレジェンドであります檜原村の染工房シゲタさんのコラボは
今年で3年目になります。
染工房シゲタ草木染展2025 輪になって染まろうVol.3「花の奏sou」
渋谷毅2Daysを、4/5（土）と12（土）に開催しました。
1Fの明るい雰囲気に比べ、2Fはあえてコンサートに合わせたダークな雰囲気の空間になっています。
梁から下がっているのは、烏賊、蟹、蛸、そして海月です。
海の中をイメージしているのでしょうか。
5日の共演者は、ボーカリストの金子マリさんと小川美潮さんです。
3人あわせたユニット名は「両手に花」
前半は小川さんと渋谷さんの演奏です。
小川さんの歌「はじめて」や「ワンノートサンバ」などを
とても穏やかで透明感のある声で楽しませてくださいます。
後半は金子マリさんの登場です。
「青い空」や「What a Wonderful World」などを熱唱。
お二人で歌う時は小川さんの高い声と金子さんの深い声のバランスが絶妙で
お客様は大感激されていました。
12日はゲストにボーカルとパーカッションの藤ノ木みかさんをお迎えしました。
前半は渋谷さんのピアノソロです。
「I didn’t know abut you」「Body and Soul」などを演奏され
洗練されたピアノの音色が
会場の高い天井や古い大きな木製の梁に染み渡るようで
耕心館ならではの空間を作り出していました。
後半はゲストの藤ノ木みかさんが登場。
ここからはうって変わって渋谷さんがこれまで書いてきた様々なジャンルの作品を演奏してくださいました。
由紀さおりさん、安田祥子さんの「雨だれピチカート」「海の声山の声」「秋だったよ」「りんご村だより」
おかあさんといっしょの「カニのおじさん」「夢のなか」「ふゆっていいな」「ふたりでひとつ」
ピタゴラスイッチの「フレーミーのうた」
佐良直美さんの「銀河の子守歌」「いのちの木陰」
などなど、楽しいったらありゃしない！
そして実は今回、私たちは渋谷さんにひとつお願いをしておりました。
「染工房シゲタの草木染作品を見て、インスピレーションで曲を作って欲しい！」
渋谷さんはこの作品に囲まれた空間で静かに弾き始めました。
その曲は穏やかで旋律はそこはかとなく美しく、サウンドはおしゃれで、
ここで再現できないのがもどかしいくらい得も言われぬピアノでした。
終演後はCDにサインしてくださるなど気さくな渋谷さん。
また来年もぜひお越しください。
お待ちしております！
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