7/7 無伴奏チェロとガンバで聴くJ.S.バッハ
7月7日、七夕に行いました第276回のサロンコンサートは、
瑞穂ビューパーク・スカイホールで開催しました。
出演は、島根朋史さん。音楽博士の肩書も持つ若手のチェリストです。
今回のコンサートで特に注目していただきたいのはビオラダガンバという
16世紀~18世紀ごろの古楽器。
現在のビオラより厚みがあり、弦は6本で、ネック部分にギターのようなフレットがあります。
肩で固定するのではなく、両膝で挟んで演奏します。
これに加えて、5弦チェロも注目の楽器です。
第5弦があることで高音域の演奏が可能になり、
バッハはこの楽器のために「無伴奏チェロ組曲 第6番」を作曲したとも考えられているそうです。
プログラムはオール J.Sバッハです。
■無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 より プレリュード
■無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
プレリュード – アルマンド – クーラント – サラバンド – ブーレ1&2 – ジーグ
■J.S.バッハ=島根朋史編/
無伴奏フルート・パルティータ ニ短調 BWV1013 (トレブル・ガンバによる演奏)
アルマンド – クーラント – サラバンド – イギリス風ブーレ
■無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012 (5弦チェロピッコロでの演奏)
プレリュード – アルマンド – クーラント – サラバンド – ガヴォット1&2 – ジーグ
また、曲の間には、島根さんがそれぞれの楽器についての説明のみならず、
弓の持ち方の違いなど聞いたことも、見たこともないようなディープな部分まで解説してくださいました。
古楽器が奏でるバロックの名曲。時代を超えて生き続ける名曲を、
その時代の楽器で聞くという贅沢な世界を満喫することができました。
会場にお越しくださいました皆様
そして島根さん、どうもありがとうございました。
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