10/18 今井彩子ピアノリサイタル
こんにちは 耕心館です。
今年は、「ボレロ」「ダフニスとクロエ」などを作曲した
フランスの作曲家、ラヴェルの生誕150年の年にあたり
世界中でラヴェルの作品を取り上げた演奏会が開かれています。
10月18日(土)耕心館ではピアニストの今井彩子さんが
ラヴェルの「舞曲」にスポットをあてたプログラムを組み、演奏されました。

今井彩子さんは、桐朋学園大学を首席で卒業されたあと
ベルリン芸術大学の国家演奏家過程で研鑽を積まれました。
国内外のコンクールで多くの受賞歴があり
現在は桐朋学園大学の准教授をされています。
また、耕心館ジュニア・ピアノコンテストの審査員を
長年務めていただいております。

前半は、ラヴェルが影響を受けたという
バッハとシューベルトの曲を演奏されました。
〇バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
この曲は7曲の舞曲の組曲となっています。
〇シューベルト:楽曲の時より 第1番、第3番
〇シューベルト:ピアノソナタ D.784 イ短調
後半は
〇ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
「パヴァーヌ」は舞曲の一種だそうです。
〇ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
8曲のワルツの小品から成り立っています。
〇ラヴェル:ラ・ヴァルス
フランス語でワルツのことだそうです。
ラヴェルが第一次世界大戦中に体を壊し、その後母の死に会い
混沌としたした中、雲の間から光が射して来た情景をワルツで表現した
破壊的、幻想的な印象をもった曲です。
元は管弦楽曲で、2台ピアノや連弾で多く演奏されソロでの演奏は本当に大変なのですが、
今井さんが生誕150年の記念すべき年にこの曲を弾かれた意味がわかるような気がしました。

曲の解説も丁寧にわかりやすくお話ししてくださいました。

お客様からは、「本当によかった」「感動しました」というお声をいくつもいただきました。
当日お越しくださいました皆様、
そして今井さん、どうもありがとうございました!

サロンコンサートのコーディネーター 牟田久壽先生と
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