形を変え、時代を超えた人々の営みの結晶
時の流れと共に変化を遂げた母屋
周囲に塀をめぐらし、豪壮な母屋と二棟の土蔵から成るこの邸宅は、屋敷森に囲まれ、武蔵野の旧家のたたずまいを残しています。
母屋の原型は、江戸時代末期の築造で、当時豪農として、その後醤油醸造業、養蚕業、製茶業、煉瓦製造業が営まれました。
そして母屋は昭和から平成へとフランス料理の名店として姿を変えます。
更に平成13年、瑞穂町社会教育施設耕心館として生まれ変わるにあたり、現在の2階は、演奏会・展覧会のための整備がなされましたが、現在も養蚕のための家屋構造が確認できます。
離れ和室は、大正時代に増築されたもので、特に和室の書院障子の木組みなどは、大正時代の建具の実例として貴重なものです。
江戸時代末期から現在に至るまでの人々の営みを、和洋折衷様式の建築の中に垣間見ることができます。
運営者からご挨拶
守られた伝統、繋ぐ文化、生まれる芸術。
心を耕すことが大切と「耕心館」と命名され、守り、培い、繋いできた文化、そして、新たに創り上げていくものを目指し、これからも耕心館ならではの企画を実施してまいります。
また、各会場は皆様の芸術活動の発表など、新しい文化の発信の場としてご利用いただけます。お気軽にご相談ください。
おくつろぎに、コンサートに、芸術と、いろいろな耕心館をお楽しみいただけます。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
名称 |
瑞穂町社会教育施設 耕心館 |
所在地 |
〒190-1202
東京都西多摩郡瑞穂町大字駒形富士山317-1 |
施設の概要 |
敷地面積 |
3,230.17 ㎡ |
建築面積(本館) |
343 ㎡ |
延床面積(本館) |
463 ㎡( 1階 314㎡ 2階 149㎡ ) |
構造 |
木造2階建 |
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開館時間 |
10:00~21:00
くつろぎの間「喫茶ストーリア」営業時間 10:30~21:00(ラストオーダー20:00)
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入館料 |
無料 |
休館日 |
毎月第3月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始 |
耕心館案内図
各室の概要
区分(面積) |
使用人数の目安 |
施設の紹介 |
和室(13㎡) |
8人 |
落ち着いた雰囲気の中で少人数でのお茶飲みなどに利用できます。 |
洋室(13㎡) |
6人 |
大切な方々との団欒や食事会などに利用できます。 |
展示ギャラリー
(52㎡) |
– |
美術・工芸などの展覧会が開催できます。同時にエントランスホールも使用できます。 |
多目的大広間
(119㎡) |
70人 |
展覧会を開催したり、演奏会などにも利用できます。ただし、演奏会などでは施設の設置条件により利用できない場合もあります。 |